2007年06月07日
下山 2
うわぁー、マヂですか。。。
ココに来てこれはないだろ。。。
最終バス17時15分って。。。サルに囲まれてる辺りでもう終わってんぢゃん。。

ココか?この小屋か?ココに寝るねることになるのか?
真っ暗な中、一人で今から朝まで??
絶対ヤツラに囲まれる。。。
”ボクとサルとの音楽会”やんなきゃになる。。。
ん?
いや、それはオモシロそーか?
いやいや、そんな好奇心に刈られてる場合じゃないって。。
うーん。。。
こりゃあとりあえず、
歩くか。。。
行けるとこまで行くしかない。
そしてアレだ。ヒッチハイクするしかないだろ。。
でも宿のおばさんが言ってたな。
「屋久島の人は基本的にヒッチハイクは拾わないようにしてる。」って。
ましてや、男だと乗せる方も警戒心が強くなるだろーし難しいだろうね。
こんな道一人で歩いてる時点で怪しいし。。
なぜか山道でギター抱えてるし。。
しかもこのまま日が暮れてきたら余計に警戒心が出て乗せてくれないだろな。。
ホントに電灯もないから、暗くなったらボクの姿も車のヘッドライトにチラっと照らされるだけだろーし、危ないよなぁ。。懐中電灯も何も持ってないし。。
コレはいよいよ大変になってきた。
”横を通り過ぎると寂しい目でコッチを覗き込む。
「帰りたいよぉ。。。下山したいでござるよぉ。。」
うっすらと声も聞こえてくる。
屋久杉ランドへの一本道には。。デルんです。。。
ギターを抱えて彷徨う男の幽霊が。。”
次に屋久島に来る頃にはそんな噂が囁かれているかもしれない。。
とにかくもう歩くしかないので、テクリコ進みます。
思ったよりは車が下りてくるんだけど、誰も停まってくれない。。。
みんな横目でチラリズムです。
時間が経つにつれ、これどーなるんだろ。。というワクワクの反面体力的にキツいです。。
足プルプルしてます。第一普通に下山できててもあと2千円しか持ってないし。。
そんな中、
不意に、一旦は横を通り過ぎた車が先で停まったんです。
コレは!? 待っててくれてるのか?!!
もしやと期待を寄せ車に歩み寄っていくと、車の中から出てきたのはなんと!
サルの集団。
えぇーーー!!???サルが車の運転を?!
Posted by shu at 21:09│Comments(2)
この記事へのコメント
いやぁ、あの時はこっちもビックリしたよf^_^;
まさか、あの時間にあんなトコ人間が歩いてるとは思わなかったからね。
まさか、あの時間にあんなトコ人間が歩いてるとは思わなかったからね。
Posted by サル at 2007年06月07日 23:19
あ。。。もしかしてあの時の。。?!
その節はどーもホントに。。
その節はどーもホントに。。
Posted by shu at 2007年06月07日 23:41
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